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農作物用の窒素固定

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農作物用の窒素固定

ICL Innovation社では農作物への養分補給のための窒素固定法に関する生物学的または技術的に革新といえる新素材を求めています。

当社では以下の技術に関心を持っています

  1. 常温常圧下で空気中の窒素を光で固定するための改質天然鉱物または合成有機メタル複合材
  2. 常温常圧下で空気中の窒素を固定する生体模倣システムで、根または葉を経由して農作物に加えられるもの
  3. 葉に寄生しているバクテリアなどの生物を利用して窒素固定や栄養供給効率を強化できる方法

 

背景

生体酵素のニトロゲナーゼは空中の窒素を固定する天然の触媒です。窒素はそのままでは植物に取り入れられないのでシンバイオティクなプロセスが必要です。たとえばマメ科の植物では根粒菌と呼ばれるバクテリアによるシンバイオシスでニトロゲナーゼ酵素が作られます。これによって窒素は還元されてアンモニアになり、生育の主役となり、生命を維持します。顕著な光合成です。この自然現象を模倣するテーマとなると2つの方法が浮かび上がります。一つは光によって葉の上に固定する方法ともう一つは根の周辺部分すなわち根圏で化学的処理をすることです。我々の課題は植物に必要な量の窒素に取り込むことなので、製造効率は低くてよく、ハーバー・ボッシュ法(アンモニア合成法)のような高効率と量産を追う技術と競争する必要はありません。植物が必要とする量もしくはその一部で十分です。これによりICL Innovationでは土壌中の窒素肥料の硝化と地下水への流出を抑え、環境への配慮に取り組みたいと考えています。このように植物の育つ環境に焦点を当て、最も必要とされている栄養素、窒素でそれを改善する新しいアイデアを助成したいと考えています。

当社の採択基準

  1. 窒素生成率が電極表面のアンモニアで10-9 – 10-8 mole*sec-1*cm-2、または植物が必要とする窒素量のかなりの分が製造できるもの
  2. 滴下施肥システムにおいて必要とされる濃度は流量が2-8m3/Hour/Hectarのかんがい水システムで20-200ppmであること
  3. コスト – 総コストが尿素を使う場合より低いこと
  4. 現在および今後予想される法規制に適合するもの
  5. 製造が容易なもの

 

ICL社の緩除放出肥料および放出制御肥料に関する現在製品についてはICL Specialty Fertilizers部門のウエブページをご覧ください。

 

ICL Innovation社は技術のインキュベーターとして革新的な技術のみを追求しており、それらはICLグループの事業部門によってさらに開発が行われ商品化されます。

 

当社は以下を提供支援します

 

知的財産の共同開発